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    11月3日(土) ジャパンカップ

  • 一年戦争

    ちょっと良い話

    一年戦争

    今年も半分です。

    暑さや湿気に蚊や羽アリ達??が、ちょっとずつ夏への覚悟を催促します。

    夏と言えばサマーキャンプ。

    今年で10回目を数えます。

    数々のドラマがありました。

    最初は手を繋がれていた子がやがてリーダーになる。

    成長の軌跡を辿ると感慨深いものがあります。

    時間を掛けた大きな成長の裏には1つ1つの経験があります。

    1つ1つを大切に……

    と言うよりも時間を掛けて成長を感じた時に、1つ1つが繋がり大事に感じるのかもしれません。

     

    昨年のちょうど今頃、小学2年生の子が道場にやってきました。

    直後にキャンプの申込が始まりましたが、彼は行く事を嫌がっていました。

    全てはココから始まりましたー。

    入会して間もない、と言っても同じ学校の友達は既にいるし、そこはさほど問題ありません。

    ……暫く悩んでいました。

    結局、最終的には申込みました。

    ですが、当日バスに乗り込むまで彼の表情は、まるでこの梅雨空のように曇っていたのです。

    でも、そんなジレッタさは、バスが出発して5分も経たないうちに消え去りました。

    結局彼は3日間楽しく立派にやり遂げたのです。

    単純ですね、「行って良かった」と晴れやかに言っていました。

    ですが、単純だからこそ不慣れな事への警戒心は強いのか!?

    その後のコトあるゴトにコトゴトく首は横に振るばかり。

    審査は?

    オープン道場は?

    大会は?

    「ん〜……。」

    そんな消極的な態度は普段のクラスでもよく出ていました。

    手を挙げる事もないし、ちょっと不安だったり間違えそうになると下を向く。

    ……ジレッタイ。

    こんな子達が数人集れば「ぼくたち、ジレッ隊!!」の結成です。

    実際に隊員が集ると面白くて、隊員同士で譲り合い、頼り合うものだから、皆が皆キョロキョロするは、下を向くは、オドオドするは、誰も手を挙げないし、ウンともスンとも言わないし……。

    出たなジレッ隊!!

    彼らの活動を見ていると、初めはイライラするのですが、途中から何だか可笑しくなってくるのです。

    「ジレッ隊も一生懸命自分達の任務を果たそうとしているのね……!?」なんて。

     

    先月行われた大会の時も彼は「ん〜、嫌だ」と言っていました。

    ……。

    でも、結局出るのです。

    出ては「出て良かった」と胸を張っていました。

     

    空手を初めて1年が経ちました。

    その間、色んなイベントがありました。

    彼、実は何だかんだ言ってコトあるゴトにコトゴトくチャレンジしていたのです。

    彼の中でも”やれば出来る”と理解しているし、出来た自信をガッチリ掴んでいます。

    普段の表情も、稽古の態度にも変化が見えてきました。

    自発的に小さい子の面倒は見るし、積極的に手は挙げるし、競争の意識を常に持っているようです。

    組手も相手に向っていくようになりました。

     

    こっちが更に踏み込む時がやってきましたー。

    指導も次のレベルへステップアップです。

    結局、護身でも何でも、判断力や決断力、それに瞬発力×行動力がある方がベターです。

    どうせチャレンジするのなら、今度の課題は自分の意思を即答出来るかどうかー。

    チャレンジして経験を積む事が大事と理解しているのなら迷うコトはないハズです。

     

    キャンプの申込が先週から始まりました。

    詳細プリントを手渡しながら「行くか!?」と彼に聞きました。

    「行きます!」

    パキっと、見事な即答でした。

    ジワジワと嬉しさが込み上げて来ました。

    なにせ1年掛かりましたからね。

    こういう時は同時に「ザマミロ」と思うものです。

    多分、親御さんもそうだと思います。

    それは、彼がジレッタさと向き合うように、親御さんもまた彼とずっと向き合ってきたからです。

    一緒に戦ってきました。

    1年掛けて、全てチャレンジしてきたからこその自信が彼に成長をもたらしたのです。

    きっと彼は積み上げた数々の経験を大切に感じていると思います。

    だから、これからの1つ1つも大事に向き合えるのではないでしょうか。

    親への感謝も感じているハズです。

     

    数年後、彼は今のリーダー達のようになっているかも知れません。

    1つ1つチャレンジしている者にしかその権利はないのです。

    続けてチャレンジしていないと、1つ1つを大切には出来ません。

    成長に気がつくコトすらないでしょう。

    自信も感謝も感じるコトは出来ないのです。

     

    何もチャレンジしなければ、何も見えてくるはずがありません。

    ウチはまだいい。

    来年からでいい…….。

    こんなジレッタイ判断をしていたら、いつになってもスタートすら切れません。

    カワイイ子にはキャンプをさせよ!

    経験したもん勝ちです。

    今しか得られない貴重な経験を逃す理由などありません。


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