今を納得するすゝめ

型の試合が終わり10日程が経ちました。
生徒個々が自身の結果をどう受け止めて、周囲に何を感じたのだろうか?
TN型カップは、立ち方と技の正確性、それに組手のイメージの有無を減点方式で競います。
減点箇所を理解するのには知識が必要です。
まだ経験の浅い生徒や、小学低学年の子がそれを把握するのは難しい話です。
これは、試合を観戦されていたご父兄の皆さまも同じだと思います。
勿論、生徒は普段の稽古から知識を得る事は容易に出来ますが、実際にそれが出来ているかどうかの把握が難しいのです。
稽古を積み、歳を重ねるうちに理解するものです。
今の時点で理解出来ない、納得しないのは気分が良いものではないのはよ~くわかります。
ですが「理解しなくちゃいけない」なんて思いすぎるとストレスを感じてしまいます。
一生懸命に向き合っている事に嫌気がさしてしまうのは勿体ない。
物事の理解って、頭の中で単に知識を得るだけでは不確かで不安は残ります。
時間を掛けて様々な経験を掛け合わせて、初めて本当の意味の理解に至るものだと思います。
例えば、リンゴの種類って沢山ありますよね。
赤いリンゴから青りんごを手始めに、ジョナゴールド、紅玉、王林、ふじ、サンふじ……。
単に、どれが甘酸っぱくて、歯応えがどうで…なんて、頭で理解しただけではなかなか見えてこないものだと思います。
何度も食べ比べて、味のコツを掴んで初めて確証が持てるようになるだろうし、言語化出来ないうちは明確な自信にはなりにくい側面もありますからね。
まあ、リンゴはさておいて、物事はわからない事ばかりです。
それは、どうしようもない不変な事実だと思います。
ただ、難しいことや上手くいかない時だからこそ悩み、考え、知恵を振り絞ることが出来るわけで。
協力や助け合うことが自然に出来るのも、そんな時じゃないでしょうか。
逆境から学べることって沢山あって、そこには成長の糧がギッシリ詰まっていると思います。
そもそも「わからない」事に気づいている時点で課題と向き合っている証拠です。
それも十分な理解の内の1つで、本来は胸張るべき立派な結果だと思います。
今やるべきことを出来ているか?
姿勢を正すだけで充分だと思います。
挨拶をしたり感謝を伝えたり、時には謝らなきゃいけない時もあるでしょう。
人の迷惑を顧みたり、人に優しく接したり……。
すごく当たり前の事だと思います。
当たり前すぎて、事の重要性を忘れてしまうかもしれません。
ましてや、それが胸を張る支えになるなんて思いもよらないかもしれません。
そこは、自分を大切にする最低限の緊張感を保ちたい。
感謝の幅を広げたい。
挑戦あるのみです。
逆境に身を置くことで緊張感を保つことが出来る。
当たり前の行為を丁寧に扱える。
より些細な事柄に感謝出来れば、人に優しくなると思う。
たとえ、答えを探そうとして焦ったとしても、やるべきことをやらないと気が済まなくなる。
いつでも胸を張ることが出来る。
やがて時間が経ち理解度が増す。
ずっと向き合ってきたことがまるで霧が晴れた時の様に明確な答えが見えてくる。
そうこう繰り返すうちに、今の自分に納得出来るようになる。
納得せざるを得ない、そんな、開き直りにも近い自信はとてつもなく図太い。
とにかく、不安はキリなく押し寄せる。
だから緊張出来る。
サボる時もあれば、思い通りに行かないときもある。
というか、そんな時ばかりだ。
でも、だから勉強出来る。
その時は気持ち悪いけど、未来を見据えて挑戦し続けていればやがてその全ての経験は実を結ぶ。
今を納得するために、がんばれ!!!








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