それぞれの全日本大会

空が落ち着きません。
季節の変わり目、ということでしょうかね。
先日の雷雨も酷かった。
穏やかな天候、気温がずっと続けば良いのにと、すがる思いで見つめていました。
人の心も同様に穏やかでいたいですが、ただ穏やかでいても成長出来ない気がします。
ひょっとして、穏やかに挑戦出来たら最強かもしれませんね?
さて、週末は全日本大会ですが、やはり組手の試合が一番心が揺れるイベントでしょう。
先の組手講習会と同様に、時期的に出場出来ない生徒が多くいる中で、選手は一番胸張れる存在です。
挑戦に失うモノなどありません、なるようになります。
選手達のお陰で道場に良質な緊張感を与えてくれました。
試合に出られない生徒達は、よく選手をサポートしてくれました。
ですが、途中こんな事がありました。
中級クラスの最中に稽古を待機する上級者がいます。
本来ならば、組手を行う中級者にアドバイスを送ったりと叱咤激励を自然にこなす彼等ですが、今回はそこに躊躇があったり状況と立場を気に出来なかったりしました。
大会に出場出来ない上級者が殆どでした。
経験上、中級者の気持ちは十分に理解していたけれど、一歩前に出られませんでした。
選手との緊張感の差は当然あるわけです。
でも、そこは何を言っても一つずつ成長を遂げてきた立派な上級者ですからね。
上級者らしく立ち振る舞う事で、選手に近い緊張感を得る事で胸を張って欲しかった。
まあ、これも一つの経験で大会の意味するところです。
それに、彼等の事なので。
学校等でも、こんな状況は再現されると思いますが、きっと今回の経験を活かして取り返してくれるでしょう。
状況を把握して出来る事に気が付き、やるべき事を意識して行動する。
日常生活で自信を掴む手っ取り早く確実な方法だと思います。
兎に角、皆のお陰でこうして毎日勉強出来る環境は喜ばしい事です。
決して平穏ではありませんが、まあ、これくらいが丁度良いのでしょうね。
いつもありがとうございます。
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