カタ、カタ、カタ、カタ…

つくづく思う事があります。
行動しないと胸は張れない、という事です。
ジッと黙って何もしなければ頭だけが働く。
何もしていないのだから胸を張れるわけもなく、考えることはネガばかり。
すると、行動に不安を覚え恐怖を感じ億劫になり行動の機会を逸してしまう。
時間が掛かれば掛かるほどに、その壁は高く分厚くなりやがて癖になるのは避けたいところ。
どこかで、行動を大切にする事や自信の掴み方を学び、経験する事は大事だと思います。
特に子供の内に、いらない色んな事を知る前に身に着けておきたい。
さて、型の試合があります。
私の道場では、型は先ず組手の戦法を学ぶ稽古方法と捉えています。
型から組手をイメージして(その逆もあり)「組手の~」とか「型の~」ではなくて、空手のスキルアップを目指します。
言わば、型はマニュアルのようなもの。
組手は実戦です。
相手に試すわけですから、練習した事が結果に結びつくのがなかなか難しい。
勿論、段階を踏み経験を積めば理解はしやすくなりますけどね。
とは言えですよ、先に言っておきますが「身に着ける」と言う意味では、型も組手も基本、勉強も仕事も掃除もやり方は一緒だと思っています。
それで型ですが、型は満点が決まっている。
自分とのたたかいですから、課題の把握もしやすいしやればやるほどに癖や質の理解は深まります。
つまり、やりさえすれば自信は掴みやすい、それが型の魅力でしょう。
課題への向き合い方、身に着け方、自信の掴み方を学ぶには型はうってつけなわけです。
あと一月。
一先ずは、たった4週間の挑戦です。
ホント、将来を掛けて型に挑んでください。
物事をあまり大袈裟に捉えるのは好きではないですが、そのくらいの価値と可能性はオオアリと考えています。
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