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  • TNカップ(東京練馬支部内戦) 5月19日(日) 出場申込受付中。

  • 夏合宿 7月26~28日(金~日) 詳細は後日お伝え致します。

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  • ◆ スケジュール:

  • 4月26日(金) 道場お休み

  • 4月28日(日) 昇級審査
    9:00 東京練馬道場
    ※14日以降に審査用紙をお渡ししますので、希望者は申し出てください。
    ※稽古はお休みです。

  • 4月29日(月)は祝日ですが、通常通り稽古を行います。

  • ロシア遠征

    日々雑感

    ロシア遠征

    ブログのペースが崩れています。

    やはり、これもリズムが大事で、一度見失うと投稿する感覚が狂います。

    組手(戦い)も生活もブログも、全て拍子、リズムなんだな、とつくづく思います。

    まあ、旅が続けば、それも致し方ないことなのかと……。

    そんな思いを引っ提げて、2つの旅の始まりです。

     

    4月20日から6日間、ロシアに行ってきました。

    行き帰りの乗り継ぎを省けば、ロシアでの滞在は4泊5日。

    サンクトペテルブルグに着いたのは木曜日の午後2時頃でした。

    空港は3年前とは別物で、狭くて暗い建物が近代的になり、広くて綺麗になっていました。

    どうやら数年前に新ターミナルが出来たそうです。

    一面にうっすら積もっていた雪も、今回はありませんでした。

    ホテルに着くと、ロシア支部長、先生、それと7、8人のキッズが我々を出迎えてくれました。

    キッズは軽い演武と、それと、伝統行事だそうで、固いパンに塩をつけていただきました。

    思いの他、ちぎったパンが大きくて、なかなか飲み込めませんでした。

    もてなしの分だけ、気が引き締まる思いをパンと一緒に嚙みしめていました。

    外はやたらと喫煙者が多くて、空気はキンと冷たく、風が寒さと煙を運んでいました。

     

    金曜日は軽く観光をした後、基本と型がメインの講習会です。

    今回観光で訪れたのは、ハリストス復活大聖堂でした(因みに3年前はエルミタージュ美術館)。

    ハリストス復活大聖堂

     

    皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所だそうです。

    中は煌びやかで、モザイクで描かれた壁面や支柱に圧倒されました。

    ハリストス復活大聖堂 モザイク

     

    見た目の美しさとは裏腹に、後で調べたら”血の上の救世主教会”なんて呼び名もあるそうです。

    直訳なのか、もう少し歯切れの良い呼び名は出来なかったものか、ふと思ってしまいました。

    その日の講習会は大人の生徒が対象でした。

    開始が夜の7時とやたらと遅い。

    終わったのは9時半ですが、外はまだ薄明るくて驚いていると「夏は白夜になる」との事でした。

    おそらく前回も同じ説明を受けていたハズですが、すっかり忘れていました。

     

    2日目、土曜日は午前中にキッズの講習会。

    事前情報だと「50人程」と言う事でした。

    いやいや、前回もそんなことを言っていましたが、蓋を開けたら100人近くいたのです。

    これは覚えていました。

    今回もそんな予感がしました。

    “的中”でした。

    2時間程、キッズと飛んだり跳ねたり、ではなく、突いたり蹴ったりしてきました。

    ロシアンキッズ

     

    ランチ、休憩を挟み、夕方からは大人対象の組手がテーマの講習です。

    夕食のロシアンサイズのロシアンビールが一気になくなり、思わず唸る程美味しかったのは

    それなりの「汗を掻いた」ということです。

     

    3日目、日曜日は審査でした。

    生徒達は気も良く入っていて、その分キレもありました。

    当然ですが「よく稽古しているな」と思いました。

    ですが、稽古をしている分、全体的に立ち方にも技にも同じような癖があり「生徒は指導者に似る」と言う事を再認識出来ました。

    指導者に対して「気付かない癖」というのはとても怖いことです。

    組手は更に考えさせられました。

    単純に皆強いです。

    組手慣れもしているし、自分の型を持っている生徒が断然多いです。

    思ったような動きは出来ませんでした。

    体がついていかないのは、稽古に頭でやっていた分の甘さがある、という事です。

    国単位の差は、一つハッキリ”環境のせい”に出来ます。

    ですが、個人で考えた場合、それはそれです。

    1つ1つ追いかけるしかありません。

    ロシア行きが決まりそれなりに稽古はしましたが、”それなり”はいわば「気付かない癖」の塊です。

    今回、その癖と向き合えるきっかけになった事が、マサに最大の収穫でした。

     

    親や指導者が子や生徒に成長を求めるなら、双方で成長を求めるべきだと思います。

    私の場合、生徒にチャレンジさせて、経験を積ませ、成長をさせる。

    ならば、私がチャレンジして経験を積むことが、生徒をリードする事だと思っています。

    その分、道場の休みは増えてしまいますが、ご理解ください。

    ずっと練馬にいても、ずっとアラバマにいても、慣れは油断を誘い、視野はどうしても狭くなります。

    寿司に付いてるガリの様に、時々刺激を与えないと、味が曇ってしまいます。

    少々強引ですかね?!

    ただ、さすがに2週間も海外が続くと、そろそろ寿司が恋しくなってきているのです。

     


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