リピーター

なにかを身に着けるには、反復が重要かと思います。
仕事や勉強、掃除に料理、技やコンビネーションも同様に。
でも、失敗は繰り返したくありません。
繰り返す内に失敗を身体が覚えてしまいますからね。
稽古中は、どんどん積極的な行動や挑戦をしやすい環境作りを心がけています。
その分、失敗する数もどんどん増えるわけですが。
たとえ失敗したとしてそれを活かすことが出来れば
結果的にその挑戦と失敗は「良い経験」として程よく収〇(まる)。
単に「失敗は悪い事」と勘違いしてしまえば挑戦なんて出来ません。
挑戦出来なければ経験は積めないし、何もしていないのだから自信を掴む事もキツいはず。
とは言え、癖はまたちょっと別物で、どうしても無意識に繰り返してしまうものだと思います。
癖にはある程度寛容な解釈があっても良いかと思います。
大きな視点で見れば「癖はしつこい」って事を知るのも経験の内の1つですしね。。
逆にそこに気が付くほどの意識を持つことが癖と向き合う第一歩かも知れません。
意識 VS 癖の地味めな攻防まで持っていくには「癖」という認識が必要です。
認識には回数と時間が必要だと思います。
その他、気の入り具合も関係してくるでしょう。
稽古でいうなら気の張った稽古、勉強なら受験前には気が張りますよね。
道場では今度組手の大会がありますけど、やはり出場を決めた生徒は自然に気が入るものです。
大会前は、生徒達みなが同じ目標に向けた高い意識で稽古出来るチャンスなのです。
皆で個々の課題を認識し皆で意識し合うことは、皆が癖と向き合いやすい状況ということ。
癖は自身では認識しにくいもの、ならば皆でカバーすれば良いんじゃないでしょうか。
大会を開催する醍醐味はこういうところにもあるのです。
さて、そんなわけで道場内は良い緊張感に包まれつつあります。
この状況を使いこなして是非癖との向き合い方を学んでくれたら良いと思います。
それでは。
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