集中力か構えか

集中力があるから構えることが出来るのか?
構えが出来ているから集中力があるのか?
これは、断然、後者を大事にしたいところ。
というか、後者しかやりようがない。
集中力を養うためにどうするか?
整理整頓や目標、計画を立てる等々ありますが、これら全ては事前に行う準備の部分。
それで、じゃあ今何が出来るか?
姿勢を正す、姿を決める。
「構える」ということです。
勉強や仕事、掃除に洗濯と全てそれに適した「構え」があるはずで、それを決める事で能率も上がり効率よく作業がはかどると思います。
徒競走にしても、護身でも、最初の反応から出だしの動作は大事なわけで、それは正しい構えがあってこそ出来るものです。
生徒達を見ていても、集中力がなくなる生徒は先ず構えが崩れます。
幼年や小学低学年が集中力が短いとされるのは、体力がないからということも関係しているでしょう。
逆にいうと、構えを決める事で体力を付けることが出来るはずです。
身体を使うわけですからね。
稽古に限らず、生活していれば、悩みや心配事はあるものです。
気分が乗らない時もあるでしょう。
そんな時にこそ、構えを決める事が出来ると気分が上がるまでは行かないにせよ、気持ちを落ち着かせることは出来ると思います。
浮かれているときにも落ち着きは必要ですしね。
ウチの生徒達は「構えが一番大事」だと、皆が答える事は出来ると思います。
その理由も、頭の中では何となく理解してくれている生徒は多いでしょう。
多くの挑戦から沢山の経験を積み、体でそのことを理解してくれたら良いと思います。
さて、眠くて仕方がない昼下がり。
残った事務仕事がとてつもなく巨大な壁に感じます。
アーモンドチョコとコーヒーと、準備は整いました。
さあ、構えろ!構えろ!
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